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サーチコンソールのクエリの見方|伸びるキーワードの見つけ方と、当サイトの実際のクエリ例

サーチコンソールのクエリの見方|伸びるキーワードの見つけ方と、当サイトの実際のクエリ例についてのアイキャッチ画像 表示・計測と運用

サーチコンソールの初期設定を済ませたあと、実際にどの画面を見ればよいか分からず、活用しきれていないという方も多いのではないでしょうか。

中でも「検索パフォーマンス」にある「クエリ」のレポートは、記事改善のヒントが詰まった、特に活用したい機能です。

この記事では、クエリレポートの基本的な読み方と、そこから伸びるキーワードを見つける方法を、見方の例とあわせて解説します。当サイトの実際のクエリを使った読み方も、紹介します。

記事のポイント
  • クエリレポートでは、実際にどんな言葉で検索されて記事が表示・クリックされたかが分かる。
  • 表示回数は多いのに掲載順位が低いキーワードは、リライトの有力な候補になる。
  • 想定していなかったキーワードでの流入は、新しい記事のヒントにもなる。
  • 当サイトの実際のクエリ(約2週間で85語)を読んで、表示が多いのに順位が低い語から、記事を書き直した。

クエリレポートで分かること

クエリレポートで分かることを、4つの基本指標・GA4との違いという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 4つの基本指標
  • GA4との違い

4つの基本指標

クエリレポートでは、「合計クリック数」「合計表示回数」「平均CTR(クリック率)」「平均掲載順位」という4つの指標を、検索キーワード(クエリ)ごとに確認できます。

これらの指標を組み合わせて見ることで、それぞれのキーワードが記事にとってどのような状態にあるのかを把握できます。

初期状態では、クリック数と表示回数だけが表示されている場合があります。CTRと平均掲載順位は、画面上の項目のチェックを入れると、表示できるようになります。

GA4との違い

GA4がサイトに訪れたあとの読者の行動(滞在時間や回遊など)を確認するツールであるのに対し、Search Consoleは読者がサイトに訪れる前、つまり検索結果に表示された段階の情報を確認できるツールです。

両方を組み合わせることで、「検索結果でどう見られているか」と「実際に訪れた読者がどう行動したか」の両面を把握できます。

なお、Search Consoleでは、ごく少ない回数しか検索されていないキーワードは、プライバシー保護のため、表示されない場合があります。

Googleの公式の説明(指標の定義)

Googleの公式ヘルプでは、検索パフォーマンスレポートの指標を、次のように説明しています。

  • クリック数: ユーザーが、Google検索の結果から、サイトをクリックした回数
  • 表示回数(インプレッション数): サイトが検索結果に表示された回数
  • CTR(クリック率): クリック数を、表示回数で割った値
  • 平均掲載順位: 検索結果における、サイトの最上位の掲載順位の平均

また、最新のデータは、暫定値のため、数時間で変わることがあるとされています。グラフの合計と、表の合計が、一致しない場合があることにも、注意が必要です。

リライト候補を見つける読み方

リライト候補を見つける読み方を、表示回数は多いのに順位が低いキーワード・表示回数は多いのにクリック率が低いキーワードという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 表示回数は多いのに順位が低いキーワード
  • 表示回数は多いのにクリック率が低いキーワード

表示回数は多いのに順位が低いキーワード

「表示回数」が多いにもかかわらず「平均掲載順位」が低い(たとえば2ページ目以降にあたる11位以下)キーワードは、読者から一定の需要があるにもかかわらず、上位表示できていない状態を示しています。

こうしたキーワードは、記事の内容を見直すリライトを行うことで、順位改善が期待できる有力な候補です。

「平均」掲載順位は、日によって変動する順位の平均です。数字がぴったり同じにならなくても、気にしすぎないようにしましょう。

表示回数は多いのにクリック率が低いキーワード

掲載順位がある程度高いのに「平均CTR」が低い場合、検索結果に表示されるタイトルやメタディスクリプションが、読者にとって魅力的に見えていない可能性があります。

この場合は、記事本文よりも先に、タイトルやディスクリプションの見直しを検討してみましょう。

CTRは、順位によっても大きく変わります。上位にあるほど、CTRは高くなる傾向があるため、順位が近い他のキーワードと比べて低いかどうかを、見るとよいでしょう。

状態考えられる対応
表示回数は多いが順位が低い記事内容のリライトを検討する
順位は高いがクリック率が低いタイトル・ディスクリプションを見直す

新しい記事のヒントを見つける

新しい記事のヒントを見つけるを、想定していなかったキーワードに注目する・定期的にチェックする習慣をつけるという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 想定していなかったキーワードに注目する
  • 定期的にチェックする習慣をつける

想定していなかったキーワードに注目する

クエリレポートには、記事を書いた時点では想定していなかったキーワードで表示されているケースが含まれています。こうしたキーワードは、読者の新しいニーズを教えてくれる貴重な情報です。

一定の表示回数があるにもかかわらず、その記事内で十分に扱われていない場合、新しい記事のテーマとして独立させることを検討してもよいでしょう。

たとえば、「内部リンク」の記事に、「リンク 切れ 確認」といった検索で表示されているなら、リンク切れの確認方法を独立した記事にする、といった発想です。

定期的にチェックする習慣をつける

クエリレポートは、一度確認して終わりにするのではなく、月に一度など、定期的に確認する習慣をつけることをおすすめします。

記事を公開してからしばらく時間が経つと、想定していなかった検索傾向が見えてくることも多いため、継続的なチェックが改善のヒントにつながります。

確認した日と、気づいたことを簡単にメモしておくと、次回に見返すときに、変化が分かりやすくなります。

ナナ
ナナ

クエリレポートって、毎日チェックした方がいいのかな?

リク
リク

そこまで頻繁でなくても大丈夫だよ。データがある程度たまる月に一度くらいのペースで確認すると、傾向がつかみやすいんだ。

リライト候補を見つける手順と例

ここでは、リライト候補を見つける手順と、架空の数字を使った見方の例を紹介します。

  1. Search Consoleの「検索パフォーマンス」を開き、期間を設定する
  2. 「クエリ」の一覧を、表示回数の多い順に並べる
  3. 平均掲載順位の項目を表示し、順位が11位以下で、表示回数が多いキーワードを探す
  4. そのキーワードで表示されている記事を確認して、リライトの候補にする
クエリ(架空)表示回数平均掲載順位CTR対応
内部リンク 貼り方80012.30.8%記事内容のリライトを検討
タイトル 付け方5003.51.2%タイトルの見直しを検討
hタグ 使い方4025.00%表示回数が少ないため、様子を見る

表示回数が少ないキーワードは、数字が安定しないため、慌てて対応せず、しばらく様子を見ることも大切です。

当サイトの実際のクエリで読み方を練習する(実例)

当サイトの実際のクエリで読み方を練習する(実例)を、全体の数字・表示の多いクエリ・想定外のクエリ・読むときの注意という4つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 全体の数字
  • 表示回数の多いクエリを、読んでみる
  • 想定していなかったクエリ
  • 見ていて気づいた、読むときの注意

ここでは、当サイト(伸びるSEO入門)の、実際のクエリレポートを読んでみます。直近3か月(9月20日〜10月4日・2026年10月7日に確認)の数字です。

全体の数字

項目数字
合計クリック数0回
合計表示回数346回
表示のあったクエリ(検索語)の数85語
表示のあったページの数42ページ
平均掲載順位65.8位

表示回数の多いクエリを、読んでみる

クエリ(検索語)表示回数平均掲載順位読み取ったこと当サイトでやったこと
mfi seo26回54.9位表示がいちばん多い。順位は50位台で、検索結果の後ろの方記事のタイトルと導入に「MFI」を追加(10月5日)、記事を書き直し(10月6日)
検索ニーズ15回38.1位表示は多めで、順位は、あと一歩の位置記事を書き直し(10月6日)
サイトマップ送信15回94.9位表示は多いが、順位が低い。リライト候補記事を書き直し(10月7日)
モバイルファーストインデックス12回88.8位表示は多いが、順位が低い。リライト候補記事を書き直し(10月6日)
インデックスされない9回93.4位表示は多いが、順位が低い。リライト候補記事を書き直し(10月7日)
季節キーワード3回19.3位順位は高いが、表示が少ない(検索される回数が少ない語)記事を書き直し(10月7日)。様子を見る

このように、「表示回数は多いのに、順位が低い」語を探して、対応する記事を書き直す、という使い方をしています。

ただし、数字が小さいため、「この語が増えた」と言い切れる段階ではありません。書き直しの効果は、2〜4週間後に、同じクエリで見比べます。

想定していなかったクエリ

クエリの一覧には、記事を書くときには想定していなかった語も、混ざっていました。たとえば、「studio 検索 ヒット しない」(2回・77位)や、「サイトリニューアル 順位落ちた」(2回・98.5位)です。

どちらも、表示は2回だけでした。これだけで、新しい記事を書くと決めるのは、早すぎます。表示が増えるかを、しばらく見てから、判断します。

見ていて気づいた、読むときの注意

  • 表示回数が1〜2回のクエリが多く、順位は、1回ごとの表示に引っ張られて、大きく動く
  • 日ごとに、順位は大きく変わる。1日の数字では判断しない
  • 上位のクエリでも、表示は、1桁から20回台。まずは、数字が、ある程度たまるのを待つ

クエリレポートでよくある質問

クエリレポートについて、初心者の方が疑問に思いやすい点をまとめました。

公開したばかりの記事のデータが出ません。どうすればよいですか?

公開してすぐは、データが表示されるまでに、時間がかかります。しばらく待ちましょう。表示回数が0のままでも、慌てる必要はありません。

自分で検索して確認した順位と、数字が合いません。なぜですか?

検索結果は、場所や検索履歴などによって、少しずつ異なって表示されます。Search Consoleの順位は平均値のため、目安として見るようにしましょう。

表示回数が少なすぎて、判断できません。どうすればよいですか?

当サイトも、約2週間で85語・346回と、数字が小さい段階です。こういうときは、結論を出さずに、「表示が多い順」に並べて、傾向を見るだけにとどめましょう。月に一度など、同じ条件で、数字を記録しておくと、あとで変化が分かります。

クリックが0でも、見る意味はありますか?

あります。クリックが0でも、表示回数と順位は、増減を確認できます。当サイトは、クリックは0ですが、どの語で、何位に表示されているかを見て、書き直す記事を決めています。

クエリレポートでよくある失敗例は?

よくある失敗は、次の3つです。

  • データが少ないキーワードで、結論を出してしまう
  • 毎日確認して、数字の細かな変動に一喜一憂してしまう
  • 順位ばかり見て、CTRやクリック数を見ていない

月に一度、複数の指標を合わせて見る習慣をつけましょう。

まとめ:数字の中に改善のヒントが眠っている

Search Consoleのクエリレポート活用について、まず表示回数・順位・クリック率を確認することから、リライトや新規記事のヒントとして活かすという流れを2ステップで図解したインフォグラフィックです。
  • クエリレポートでは、実際の検索語ごとの表示回数・順位・クリック率が分かる。表示回数が多く、順位が低い語は、リライトの有力な候補。
  • 当サイトは、約2週間で85語。表示が多いのに順位が低い語(サイトマップ送信・モバイルファーストインデックスなど)から、記事を書き直した。
  • 数字が小さいうちは、結論を急がず、同じ条件で、定期的に記録して見比べる。

クエリレポートは、読者がどんな言葉で自分の記事にたどり着いているかを教えてくれる、貴重なデータです。

定期的にチェックする習慣をつけて、記事改善のヒントを見つけていきましょう。

見るときは、次の順番がおすすめです。

  1. 表示回数の多いキーワードから確認する
  2. 順位とCTRを合わせて、改善の方向を考える
  3. 想定外のキーワードから、新しい記事のヒントを探す

SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。

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