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タグの使い方とカテゴリとの違い|当サイトの4カテゴリ・タグの設計の実例

タグの使い方とカテゴリとの違い|当サイトの4カテゴリ・タグの設計の実例についてのアイキャッチ画像 サイト設計と内部対策

WordPressで記事を書くとき、「カテゴリ」だけでなく「タグ」という入力欄もあることに気づいた方は多いのではないでしょうか。

なんとなく両方に同じような言葉を入れてしまっている、あるいは面倒でタグを一切使っていない、という方も少なくありません。カテゴリとタグは似ているようで役割が違い、使い分けを間違えると、サイトの構造が分かりにくくなってしまいます。

この記事では、カテゴリとタグの違いと、それぞれの正しい使い方を、具体例を交えて解説します。読み終える頃には、次に記事を書くときに「どちらに何を入れるか」で迷わなくなるはずです。当サイトのカテゴリとタグの設計も、実際の集計で紹介します。

記事のポイント
  • カテゴリは記事を分類する「大きな引き出し」、タグは記事を横断する「共通の目印」。
  • 1つの記事につき、カテゴリは基本1つ、タグは複数つけられる。
  • タグを増やしすぎると、かえって読者にもGoogleにも分かりにくくなる。
  • 当サイトは、カテゴリ4つ(合計104記事)と、あらかじめ決めたタグの一覧から、1記事に平均3.3個を付けている(2026年10月8日)。

カテゴリとタグの違い

カテゴリとタグの違いを、記事を分類する大きな引き出し・記事を横断する共通の目印という2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • カテゴリ:記事を分類する大きな引き出し
  • タグ:記事を横断する共通の目印

カテゴリ:記事を分類する大きな引き出し

サイト設計の土台で解説したとおり、カテゴリはサイト全体をいくつかの大きなテーマに分ける、いわば本棚の引き出しのような存在です。1つの記事は基本的に1つのカテゴリに属します。

たとえば本サイトでは、「サイト設計と内部対策」「検索とSEOの基本」「検索ニーズと記事づくり」「表示・計測と運用」の4つのカテゴリで記事を整理しています。読者は、興味のあるカテゴリを選ぶだけで、関連する記事をまとめて見つけられます。

カテゴリは、親カテゴリの下に子カテゴリを作る階層構造にすることもできます。ただし、階層を深くしすぎると読者が迷いやすくなるため、個人ブログでは親カテゴリだけの1階層から始めるのがおすすめです。

カテゴリの数が多すぎると、サイト全体の構造が分かりにくくなるため、最初に決めた数を大きく増やさないことが基本です。目安として、記事が100本前後のサイトであれば、カテゴリは4〜7個程度に収めると管理しやすくなります。

タグ:記事を横断する共通の目印

一方タグは、カテゴリの枠を超えて、記事同士に共通するキーワードや話題を示す目印です。1つの記事に複数のタグをつけることができます。

例えば「無料ツール」というタグをつけておけば、異なるカテゴリの記事同士でも、無料ツールを紹介している記事だけをまとめて読者に見せることができます。

本サイトでも、カテゴリとは別に「はじめて向け」「WordPress」「内部リンク」などの共通タグを用意し、記事の切り口を示しています。タグをクリックすると、そのタグがついた記事の一覧ページが表示されます。

カテゴリが「この記事をどの棚に置くか」を決めるものなら、タグは「この記事にどんな付箋を貼るか」を決めるものと考えると、イメージしやすくなります。

タグを使うときの注意点

タグを使うときの注意点を、増やしすぎない・毎回新しいタグを作らないという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 増やしすぎない
  • 毎回新しいタグを作らない

増やしすぎない

1つの記事に5個も6個もタグをつけると、どれが本当に重要な目印なのか分からなくなります。その記事を最もよく表す言葉に絞って、1〜3個程度をつけるのが目安です。

タグが増えすぎると、似たような内容のタグページが乱立し、キーワードカニバリゼーションのような状態を招くこともあります。

タグページは、そのタグがついた記事の一覧を自動で表示するだけのページです。記事が1〜2本しかないタグが大量にあると、内容の薄いページが増えてしまい、サイト全体の質を下げる原因になりかねません。

毎回新しいタグを作らない

記事を書くたびに、少し表記の違う新しいタグ(例:「SEO対策」と「SEO」)を作ってしまうと、記事が分散してタグ本来の役割を果たせなくなります。

新しい記事を書く前に、既存のタグ一覧を確認し、使えるものがあればそちらを再利用する習慣をつけましょう。

表記ゆれを防ぐには、あらかじめ「使うタグの一覧」を決めておくのが効果的です。「SEO」「SEO対策」「SEOの基本」のように似た言葉がある場合は、どれか1つに統一します。

すでにタグを作りすぎてしまった場合は、似た意味のタグを1つにまとめ、記事数の少ないタグを整理していきましょう。管理画面の「投稿」→「タグ」から、名前の変更や削除ができます。タグを削除しても、記事そのものは削除されません。

ナナ
ナナ

タグを一切使わないのは、やっぱりもったいないのかな?

リク
リク

使わなくても大きな問題にはならないよ。無理に使うより、使い分けを表で整理してから判断してみよう。

タグとカテゴリの使い分けの早見表

迷ったときは、以下の表を目安にしてください。

項目カテゴリタグ
役割サイト全体の大きな分類記事同士をつなぐ目印
数の目安1記事につき1つ1記事につき1〜3個
階層親子関係を持てる基本的に持たない
設定の必須度必須(未設定だと「未分類」になる)任意

初心者のうちは、無理にタグを使いこなそうとせず、カテゴリ設計を優先して整えることをおすすめします。

記事を書くときは、次の順番で考えると整理しやすくなります。

  1. 記事の大きなテーマから、カテゴリを1つ選ぶ
  2. カテゴリだけでは表せない切り口があれば、既存のタグから1〜3個選ぶ
  3. ぴったりのタグがなければ、新しく作る前に、既存のタグで代用できないか確認する

当サイトのカテゴリとタグの設計(実例)

当サイトのカテゴリとタグの設計(実例)を、カテゴリの集計・タグの集計・使い分けという3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • カテゴリの集計
  • タグの集計
  • カテゴリとタグの使い分け

ここでは、当サイト(伸びるSEO入門)のカテゴリとタグの設計を、実際に集計した結果を紹介します(2026年10月8日)。

カテゴリの集計

カテゴリ記事の数
サイト設計と内部対策33記事
検索とSEOの基本25記事
検索ニーズと記事づくり26記事
表示・計測と運用20記事

カテゴリは4つで、合計104記事です。1つの記事には、1つのカテゴリだけを付けています。

タグの集計

項目集計の結果
登録しているタグ25個(記事で使っているものは20個)
1記事あたりのタグ平均3.3個
よく使うタグはじめて向け(48記事)・SEOの基本(43記事)・サイト設計(29記事)・記事の構成(27記事)・技術SEO(26記事)
タグの選び方あらかじめ決めた一覧の中から選ぶ(新しいタグを、その場で増やさない)

カテゴリとタグの使い分け

当サイトでは、カテゴリを「サイトの大きな分類(4つ)」、タグを「記事の性質や切り口(読者のレベル・テーマ)」として使い分けています。

タグの一覧を先に決めておくと、似た意味のタグが増えて、整理が大変になることを防げます。

タグとカテゴリの使い分けでよくある質問

カテゴリとタグの運用で、初心者の方が迷いやすい点をまとめました。

タグは必ず付けなければいけませんか?

必須ではありません。カテゴリは、設定しないと自動的に「未分類」に入ってしまいますが、タグは付けなくても記事を公開できます。まずはカテゴリを正しく設定し、タグは必要だと感じたときに足していけば十分です。

公開したあとに、カテゴリを変更しても大丈夫ですか?

変更自体は可能です。ただし、パーマリンクの設定にカテゴリ名を含めている場合は、カテゴリを変えるとURLも変わってしまいます。その場合は、古いURLから新しいURLへ転送する設定が必要になります。詳しくは、パーマリンク設計の基本とリダイレクト設定の基本を参考にしてください。

タグのページは、検索結果に表示させたほうがよいですか?

記事数が少ないタグのページが大量にあると、内容の薄いページが増えてしまいます。そうした場合は、noindexで検索結果から外す考え方もあります。サイトの規模や方針によって判断が変わるため、まずはタグを増やしすぎないことが大切です。

当サイトのカテゴリは、いくつありますか?

4つです。「サイト設計と内部対策」「検索とSEOの基本」「検索ニーズと記事づくり」「表示・計測と運用」で、記事は、いずれか1つに入れています。

タグは、いくつ付けるのがよいですか?

当サイトは、平均3.3個です。多くしすぎず、記事の切り口を表す3〜4個を目安にしています。

カテゴリーとタグは、階層があるかどうかが違いますか?

はい。カテゴリーは、親子の階層を作れますが、タグは、階層を作れません。当サイトは、カテゴリー4つを、階層を作らずに並べ、タグは、記事の切り口を表す言葉として使っています。

1つの記事に、カテゴリーを複数つけてもよいですか?

つけられます。ただし、パーマリンクに「%category%」を使っている場合、URLに表示されるカテゴリーは1つだけです(WordPress公式ドキュメント)。当サイトは、1つの記事に、カテゴリーを1つだけ付けています。

タグでよくある失敗例は?

よくある失敗は、次の3つです。

  • 記事を書くたびに思いつきでタグを作り、記事が1本だけのタグが何十個もできてしまう
  • カテゴリと同じ言葉を、タグにもそのまま入れてしまい、役割が重複している
  • 「SEO」「SEO対策」のように、似た意味のタグが混在している

タグは「使う言葉の一覧」を先に決めておくと、失敗を防ぎやすくなります。

まとめ:役割を理解してから使う

カテゴリとタグについて、まず役割の違いを理解することから、使い分けを整理していく流れを2ステップで図解したインフォグラフィックです。
  • カテゴリは大きな分類、タグは記事を横断する目印という役割の違いがある。
  • タグは増やしすぎず、既存のものを再利用する意識を持つ。
  • 当サイトは、カテゴリを大きな分類(4つ)、タグを記事の切り口として使い分け、タグは決めた一覧から選んでいる。

カテゴリとタグは、どちらもサイトを整理するための道具です。役割の違いを理解したうえで、無理のない範囲で使い分けていきましょう。

まずはカテゴリ設計をしっかり固めることを優先し、タグは余裕が出てきてから少しずつ整えていけば十分です。

記事を10本ほど書いたタイミングで、カテゴリとタグの一覧を見直し、似たものを整理する習慣をつけると、サイトの構造を保ちやすくなります。

SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。

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