記事を新規作成するとき、パーマリンク(URL)の設定画面で手が止まってしまうことはありませんか。
なんとなく日本語のままにしていたり、逆に長い英単語を詰め込んでしまったりと、初心者ほど迷いやすい部分です。
この記事では、パーマリンクの基本的な考え方から、スラッグの決め方、公開後に変更する際の注意点まで、例とあわせて解説します。当サイトの104記事のスラッグを集計した結果も、紹介します。
- パーマリンクは、短く・内容が伝わる英単語で設定するのが基本。
- 日付や数字IDだけのURLは、内容の変化に対応しにくい。
- 公開後にURLを変更すると、リンク切れや評価のリセットにつながるため注意が必要。
- 当サイトの104記事のスラッグは、平均29.5文字で、日本語のものは0本。すべて英小文字とハイフンにそろえている(2026年10月8日)。
パーマリンクとは何か

- 記事ごとに割り当てられるURLのこと
- 短く分かりやすい形が基本
記事ごとに割り当てられるURLのこと
パーマリンクとは、それぞれの記事に割り当てられる固定のURLのことです。WordPressでは、記事のスラッグ(URLの末尾部分)を自分で設定できます。
例えば、この記事のURLの末尾が「permalink-slug-design-basics」となっているように、記事の内容を表す英単語を使うのが一般的です。
スラッグを設定しないと、記事のタイトルから自動的にURLが作られます。日本語のタイトルのままだと、意図しない形になることがあるため、公開前に確認しておきましょう。
短く分かりやすい形が基本
パーマリンクは、読者にもGoogleにも内容が伝わりやすい、短くシンプルな形にするのが基本です。長すぎるURLは、読者がリンクを見たときに分かりにくく、共有もしづらくなります。
サイト設計の土台で解説したサイト構造の考え方とあわせて意識すると、サイト全体が整理された印象になります。
サイト全体のパーマリンクの形式(「投稿名」など)は、運営を始めるときに決めておくのがおすすめです。あとから変えると、既存のURLがすべて変わってしまうためです。
スラッグの決め方のコツ

- 英単語で内容を表す
- 日付やIDだけにしない
英単語で内容を表す
スラッグには、記事の内容を表す英単語を、ハイフンでつないで設定するのが基本です。日本語のままにすると、URLが長い記号の羅列になってしまい、読みにくくなります。
難しい単語を使う必要はなく、中学英語レベルの単語で十分です。狙っているキーワードを英訳して、そのまま使うだけでも問題ありません。
英単語は、小文字で書き、単語の間をハイフン(-)でつなぐと、読みやすくなります。3〜5語程度に収めると、長くなりすぎません。
日付やIDだけにしない
「2026/09/22/p123」のような日付や数字IDだけのスラッグは、内容が変わらないニュースサイトなどには向いていますが、SEO学習ブログのような「変わらない情報」を扱うサイトでは、内容が伝わる英単語の方がおすすめです。
読者は検索結果に表示されたURLを見て、リンク先の内容をある程度予測しています。内容が伝わるスラッグは、その判断材料にもなります。
日付が入っていると、記事が古い情報に見えてしまうこともあります。内容の更新を続けたい記事には、特に不向きです。

もう公開しちゃった記事のスラッグ、後から直しても大丈夫かな?

変えられるけど、注意も必要なんだ。次はそこを説明するね。
パーマリンクを公開後に変更するときの注意点

- URLが変わるとリンク切れになる
- 変更時はリダイレクト設定を行う
URLが変わるとリンク切れになる
一度公開した記事のパーマリンクを変更すると、それまでのURLは無効になります。他のサイトからリンクされていたり、SNSでシェアされていたりした場合、そのリンクは切れてしまいます。
また、Googleに評価されていたページのURLが変わることで、評価がリセットされてしまうリスクもあります。
WordPressには、スラッグを変えたときに古いURLから新しいURLへ自動で転送する仕組みが働く場合もありますが、確実とは限りません。変更したあとは、古いURLにアクセスして、新しいページに移動するかを必ず確認しましょう。
変更時はリダイレクト設定を行う
どうしてもパーマリンクを変更する必要がある場合は、古いURLから新しいURLへ自動的に転送する「リダイレクト設定」を行いましょう。これにより、リンク切れや評価のリセットをある程度防ぐことができます。
そもそも変更の手間を避けるためにも、記事を公開する前の段階で、パーマリンクをじっくり決めておくことが一番の対策になります。
変更する記事が多いときは、一度にすべてを直さず、少しずつ進めましょう。作業ミスがあったときに、影響を小さく抑えられます。
スラッグの例
ここでは、「内部リンクの貼り方」という記事を例に、スラッグの違いを見てみましょう。
| スラッグの例 | 評価 |
|---|---|
| internal-link-basics | 内容が伝わり、短くて読みやすい |
| naibu-rinku-no-harikata | ローマ字は読みにくく、内容が伝わりにくい |
| 2026/09/22/p123 | 内容がまったく分からない |
スラッグは、次の順番で考えると、迷いません。
- 記事のメインキーワードを、英語にする
- 3〜5語程度に絞る
- 小文字にして、単語の間をハイフンでつなぐ
- 公開する前に、もう一度スペルと内容を確認する
当サイトのスラッグを集計した結果(実例)

- 記事104本のスラッグの集計
- Googleの公式の説明
ここでは、当サイト(伸びるSEO入門)の、公開済み104記事のスラッグ(URLの一部)を、実際に集計した結果を紹介します(2026年10月8日)。
記事104本のスラッグの集計
| 項目 | 集計の結果 |
|---|---|
| パーマリンクの形 | 「投稿名」の形(例:https://seo-beginners.top/long-tail-keyword-basics/) |
| 使っている文字 | 英小文字・数字・ハイフンだけ。日本語や大文字のスラッグは、0本 |
| 文字数 | 平均29.5文字(最短14文字・最長60文字) |
| 単語の数 | 平均4.3語(ハイフンでつないだ数) |
| 数字を含むスラッグ | 4本(ga4・404・h1〜h3など、名前の一部として数字が入るもの) |
| 末尾の言葉 | 「-basics」が81本、「-guide」が9本(型をそろえている) |
| 記事番号のURL(?p=698の形) | 301で、記事の正しいURLへ転送される |
Googleの公式の説明
Googleの公式ドキュメント(URL構造)には、次のような説明があります。
- 長いID番号よりも、読んで分かる言葉を使う
- 読者が検索で使う言葉でよい。日本語の読者向けなら、日本語の言葉も使える
- リンクの中に日本語などを書くときは、パーセントエンコードが必要になる
- 単語の区切りは、アンダースコア(_)ではなく、ハイフン(-)を使う
- 大文字と小文字は、別のURLとして扱われる。1つの形にそろえる
当サイトの記事は、ハイフン区切り・小文字にそろえてあり、この説明と合っています。日本語のスラッグも、Googleは禁止していませんが、当サイトは、共有しやすさを優先して、英語にしています。
パーマリンクでよくある質問
パーマリンクについて、初心者の方が疑問に思いやすい点をまとめました。
日本語のままのスラッグでも、問題ありませんか?
日本語のままでも動作はします。ただ、URLをコピーして貼り付けたときに、長い文字列に変わって表示されることがあり、共有しづらくなります。英単語にしておくのがおすすめです。
公開後に、どうしてもURLを変えたくなったらどうしますか?
リダイレクトの設定を行ったうえで変更しましょう。設定をしないと、リンク切れが起きて、評価も引き継げない場合があります。
当サイトのスラッグは、どんなルールで決めていますか?
狙うキーワードを英語にして、ハイフンでつなぎ、3〜5語を目安にしています。末尾は、解説記事なら「-basics」、選び方の記事なら「-guide」のように、型をそろえました。
スラッグは、短いほうがよいですか?
短いほど読みやすくなりますが、短くしすぎて、何の記事か分からなくなっては、意味がありません。当サイトは、最短14文字・最長60文字で、内容が想像できる長さを優先しました。
パーマリンクは、どこで設定しますか?
WordPressの管理画面の「設定」→「パーマリンク」で設定します(WordPress公式ドキュメント)。選べる構造は、基本・日付と投稿名・月と投稿名・数字ベース・投稿名・カスタム構造の6つで、WordPressを入れた直後の初期設定は、「基本」です。
「基本」のままだと、何が困りますか?
「基本」は、「?p=123」のように、記事の番号でURLが作られます。公式ドキュメントでは、読者にも検索エンジンにも、あまり親切な形ではない、と説明されています。当サイトは、「投稿名」の形に変えて、記事ごとに英語のスラッグを付けています。番号のURL(?p=の形)でアクセスされても、301で、現在のURLへ転送されます。
パーマリンクは、どの形式を選べばよいですか?
WordPressの公式ドキュメントでは、標準の形式が6種類紹介されています。個人のブログでは、記事ごとに、英語のスラッグをURLに入れられる、「投稿名」を選ぶのが、一般的です。当サイトも、URLは「https://seo-beginners.top/スラッグ/」の形にそろえています。
パーマリンクでよくある失敗例は?
よくある失敗は、次の3つです。
- 日本語のタイトルのまま公開して、長い文字列のURLになる
- 公開後に、リダイレクトの設定をせずにURLを変えてしまう
- スラッグが長すぎて、何の記事か分からなくなる
公開前に、スラッグを一度確認する習慣をつけましょう。
まとめ:公開前にしっかり決めておく

- パーマリンクは、短く内容が伝わる英単語で設定するのが基本。
- 公開後の変更はリスクがあるため、公開前にしっかり決めておく。
- 当サイトは、記事のスラッグを、英小文字とハイフンにそろえ、末尾の言葉(-basicsなど)で型を作っている。
パーマリンクは、一度公開すると気軽には変えにくい部分です。記事を書く前に少し時間を取って、内容が伝わる英単語を考える習慣をつけておきましょう。
迷ったときは、狙っているメインキーワードをそのまま英訳してみるところから始めるのがおすすめです。
決めるときは、次の順番がおすすめです。
- メインキーワードを英訳する
- 3〜5語程度に絞り、ハイフンでつなぐ
- 公開前に、スペルと内容を確認する
SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。



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