WordPressで記事を書いて、カテゴリーを選ぶと、そのカテゴリーの記事を、まとめて並べた一覧ページが、自動で作られます。「カテゴリーページ」と呼ばれる、このページを、検索に出してよいのか、迷う方は多いと思います。
記事ではないぶん、SEOの扱いが、分かりにくいページです。数が増えすぎたり、中身が薄かったりすると、サイト全体の分かりやすさにも、影響します。
この記事では、Googleの公式ドキュメントと、当サイトのカテゴリーページの実際の設定をもとに、インデックスさせるか、noindexにするかの判断の目安と、整え方を、解説します。
- カテゴリーページは、WordPressが自動で作る一覧ページ。noindexを付けなければ、検索の対象になる。
- 公式ドキュメントに、決まった答えはない。読者の入口になり、内容が重ならないなら、インデックスさせてよい。
- 記事が少なく、内容の薄いカテゴリーは、統合や、noindexを検討する。重複の整理には、canonicalを使う。
- 名前・スラッグ・説明文を整え、カテゴリーの数は、増やしすぎない。
WordPressのカテゴリーページとは?

- カテゴリーページは、自動でできる一覧ページ
- 検索結果に出る可能性がある
カテゴリーページは、自動でできる一覧ページ
WordPressで記事を書いてカテゴリーを選ぶと、そのカテゴリーの記事を、まとめて並べた一覧ページが、自動で作られます。これが「カテゴリーページ」です。URLは、「/category/(カテゴリーのスラッグ)/」の形になります。
当サイトでは、4つのカテゴリー(それぞれ20本以上の記事)に、それぞれカテゴリーページがあります。
検索結果に出る可能性がある
カテゴリーページは、特に設定しなければ、検索エンジンに登録される対象です。そのため、記事と同じように、検索結果に表示される可能性があります。
ここで迷うのが、「カテゴリーページは、検索に出したほうがよいのか。それとも、noindex(検索に出さない設定)にしたほうがよいのか」という点です。

カテゴリーページって、記事じゃないのに、SEOを気にしないといけないんですか?

気にしたほうがいいよ。読者がカテゴリーページから入ってくることもあるし、記事同士をつなぐ入口でもあるからね。ただ、何でも検索に出せばいい、というわけでもないんだ。
インデックスさせる?noindexにする?判断の目安

- 公式ガイドに、決まった答えはない
- 判断の目安(当サイトの考え方)
- noindexにするときの注意
公式ガイドに、決まった答えはない
Googleの公式ドキュメントには、「カテゴリーページは、noindexにすべき」あるいは「すべきでない」という、決まった答えは、書かれていません。判断は、サイトの状況で行います。
判断の目安(当サイトの考え方)
次の表は、公式の考え方をふまえて、当サイトで使っている、判断の目安です。
| 状況 | おすすめの扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 記事が十分にあり、読者が絞り込む入口になっている | インデックスさせる(そのまま) | 読者の入口になり、サイト構造も伝わる |
| 説明文があり、他のカテゴリーと役割が分かれている | インデックスさせる | ページ固有の内容があり、重複しにくい |
| 記事が1〜2本しかない、または空に近い | 記事が増えるまで、カテゴリーを統合する、またはnoindexを検討 | 内容が薄く、他のページと似やすい |
| タグページと、ほぼ同じ内容の一覧になっている | どちらかをnoindexにするか、整理する | 同じ一覧が複数あると、役割が重なる |
Googleのスパムのポリシーには、サイト内の階層が不明確で、内容の似たページを複数作る行為が、問題になる例として挙げられています。カテゴリーページに限った記述ではありませんが、カテゴリーを作りすぎて、似た一覧ページが増えるのは、避けたい状態です。
noindexにするときの注意
noindexにすると、そのページは、検索結果に出なくなります。公式ドキュメントでは、正規ページ(代表のページ)を選ばせる目的で、noindexを使うことは、そのページが検索から完全に外れるため、おすすめしない、とされています。重複を整理したいときは、canonicalを使いましょう。
また、noindexを外しても、検索結果にすぐには戻りません。迷うときは、まず、カテゴリーの数や中身を整理することから、始めましょう。
カテゴリーページを整える4つのこと

- カテゴリーの名前を、読者の言葉にする
- スラッグは、短い英語にする
- 説明文を書く
- カテゴリーの数は、増やしすぎない
カテゴリーの名前を、読者の言葉にする
カテゴリーの名前は、メニューや、カテゴリーページのタイトルに、そのまま表示されます。内部の都合の言葉ではなく、読者が知りたいことを表す言葉にしましょう。当サイトは、「サイト設計と内部対策」「検索とSEOの基本」のように、学びたい内容がわかる名前にしています。
スラッグは、短い英語にする
カテゴリーのスラッグは、URLの一部になります。当サイトは、「site-design-internal-seo」のように、内容が想像できる英語にしています。記事のスラッグの考え方は、WordPressのパーマリンク設計の基本と、同じです。
説明文を書く
カテゴリーの説明文を設定すると、カテゴリーページに、そのカテゴリーで何が読めるかを、書けます。当サイトのカテゴリーページでは、このカテゴリーの説明が、ページの説明(meta description)として出力されていました。読者にも、検索エンジンにも、ページの役割が伝わります。
カテゴリーの数は、増やしすぎない
カテゴリーが増えるほど、1つあたりの記事が減り、内容が薄い一覧ページが増えます。記事の数に対して、カテゴリーは少なめにして、細かい切り口は、タグで補う、という考え方もあります。違いは、タグの使い方とカテゴリとの違いで、サイト全体の設計は、サイト設計の土台で、解説しています。
当サイトのカテゴリーページの確認結果

- 2026年10月8日に確認したこと
- ページ送りの考え方
2026年10月8日に確認したこと
当サイトのカテゴリーページ(「サイト設計と内部対策」のページ)を、実際に調べました。
| 確認した項目 | 結果 |
|---|---|
| noindex | 付いていない(検索の対象) |
| canonical(代表URLの指定) | 自分自身のURLを指定している |
| ページの説明(meta description) | カテゴリーの説明文が出力されている |
| サイトマップへの登録 | WordPressのサイトマップに、4つのカテゴリーページが入っている |
| ページ送り(2ページ目以降) | 番号つきのリンクで、たどれる |
ページ送りの考え方
記事が多いカテゴリーは、一覧が、複数のページに分かれます。Googleの公式ドキュメントでは、ページごとに固有のURLを持たせ、1ページ目をcanonicalにまとめず、各ページが、自分のURLをcanonicalにすることが推奨されています。また、次のページへは、のリンクで、たどれるようにします。
rel=”next”/rel=”prev”は、Googleでは、使われなくなっています。詳しくは、ページネーションとは?SEO対策の基本で、解説しています。
カテゴリーページについての、よくある質問

カテゴリーページは、必ずインデックスさせる必要がありますか?
必須ではありません。読者の入口になっていて、内容が、ほかのページと重ならないなら、インデックスさせて問題ありません。内容が薄いときは、整理するか、noindexを検討しましょう。
カテゴリーは、いくつ作ればよいですか?
決まった数は、ありません。当サイトは、100本を超える記事を、4つのカテゴリーに分けています。記事数に対して、カテゴリーが多すぎると、1つあたりの記事が減ります。迷ったら、少なめに始めましょう。
「未分類」のカテゴリーは、どうすればよいですか?
WordPressは、カテゴリーを選ばないと、標準で「未分類」に入れます。記事を書くときは、必ず、内容に合うカテゴリーを選びましょう。未分類に記事がたまると、役割のはっきりしない一覧ページが、できてしまいます。
カテゴリーのURLに、記事のURLも含めるべきですか?
当サイトは、記事のURLを、「サイトのアドレス/スラッグ/」の形にして、カテゴリー名を含めていません。カテゴリーを見直しても、記事のURLが変わらないためです。考え方は、WordPressのパーマリンク設計の基本で、解説しています。
カテゴリーページでよくある失敗例は?
よくある失敗は、次の3つです。
- カテゴリーを作りすぎて、記事が1〜2本の、薄いカテゴリーページが増える
- 説明文がなく、何のカテゴリーか、分からないまま公開する
- noindexを付けたあと、その状態を、忘れてしまう
カテゴリーは、数を絞って、名前と説明文を整えるだけで、読者にも検索エンジンにも、伝わりやすくなります。
まとめ:ページごとに役割を考え、数を絞って整える

- カテゴリーページは、自動でできる一覧ページ。noindexを付けなければ、検索の対象になる。
- 読者の入口になっていて、内容が重ならないなら、インデックスさせてよい。薄いときは、カテゴリーの整理や、noindexを検討する。
- 名前・スラッグ・説明文を整え、カテゴリーの数は、増やしすぎない。
カテゴリーページは、記事とは別に、サイトの構造を、読者と検索エンジンに伝える、大切なページです。
「全部noindex」でも「全部インデックス」でもなく、ページごとに、役割を考えるのが、安全です。
取り組むときは、次の順番で、進めてみてください。
- 自分のカテゴリーページが、noindexになっていないかを確認する
- 記事が少なく、薄いカテゴリーを、統合できないか考える
- 名前・スラッグ・説明文を、見直す
SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。



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