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ウェブアクセシビリティとは?対応の基本|誰にでも読みやすいブログにする方法と、当サイトの確認結果

ウェブアクセシビリティとは?対応の基本|誰にでも読みやすいブログにする方法と、当サイトの確認結果についてのアイキャッチ画像 サイト設計と内部対策

「アクセシビリティ」と聞くと専門的で難しそうに感じるかもしれませんが、要は「誰にとっても使いやすいサイトにする」という考え方のことです。

色の見分けがつきにくい方や、画像が表示されない環境で読む方など、さまざまな読者がいることを意識するだけで、ブログはぐっと読みやすくなります。

この記事では、個人ブログでも今日から取り入れられる、基本的なアクセシビリティ対応を、確認のチェックリストとあわせて解説します。当サイトのアクセシビリティを、実際に確認した結果も紹介します。

記事のポイント
  • アクセシビリティとは、色覚特性や利用環境の違いにかかわらず、誰もが情報を得られるようにする考え方。
  • 画像に代替テキスト(alt)を付けることは、視覚障害のある読者にもSEOにも役立つ対応。
  • 文字色と背景色のコントラストを意識するだけでも、読みやすさは大きく変わる。
  • 当サイトは、画像711枚中710枚に代替テキストがあり、104記事すべてで見出しの階層の飛びがなかった(2026年10月8日)。

アクセシビリティのために画像に代替テキストを付ける

アクセシビリティのために画像に代替テキストを付けるを、スクリーンリーダーが画像の内容を読み上げる・検索エンジンにも画像の内容を伝えられるという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • スクリーンリーダーが画像の内容を読み上げる
  • 検索エンジンにも画像の内容を伝えられる

スクリーンリーダーが画像の内容を読み上げる

代替テキスト(alt属性)は、画像が表示されない場合や、視覚障害のある方が使う「スクリーンリーダー」という読み上げソフトが、画像の内容を音声で伝えるために使われます。

「画像1」のような機械的な文字列ではなく、その画像が何を表しているかが分かる短い説明文を入れることが基本です。

たとえば、グラフの画像であれば、「訪問者数が3か月で増えていることを示す折れ線グラフ」のように、伝えたい内容を書きます。飾りだけの画像は、説明を入れないほうが親切な場合もあります。

検索エンジンにも画像の内容を伝えられる

代替テキストは、検索エンジンが画像の内容を理解する手がかりにもなるため、画像検索からの流入にもつながる可能性があります。

読者への配慮とSEO対策を同時に行える、費用のかからない基本の対応と言えます。

ただし、キーワードを詰め込む場所ではありません。あくまで、画像の内容を読者に伝える文章として書きましょう。

アクセシビリティを意識した色の使い方

アクセシビリティを意識した色の使い方を、文字色と背景色のコントラストを保つ・色だけで情報を伝えないという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 文字色と背景色のコントラストを保つ
  • 色だけで情報を伝えない

文字色と背景色のコントラストを保つ

薄いグレーの文字を白背景に使うなど、コントラストの低い配色は、視力の弱い方だけでなく、多くの読者にとっても読みにくく感じられます。

本文の文字色は、背景とはっきり区別できる濃さを保つことを基本にしましょう。

Webの国際的な指針(WCAG)では、通常の大きさの文字で、背景との明るさの比(コントラスト比)が4.5対1以上であることが目安とされています。無料のコントラストチェックツールで、確認してみるのもよいでしょう。

色だけで情報を伝えない

「赤字の部分が重要です」のように、色だけに頼って情報を伝えると、色の見分けがつきにくい読者に伝わらないことがあります。

太字や下線、アイコンなど、色以外の手段も組み合わせて重要な情報を示すようにしましょう。

グラフや表でも同じです。色の違いだけで区別せず、ラベルや模様も添えると、誰にでも伝わりやすくなります。

対応効果
コントラストの確保文字が読み取りやすくなる
色以外の手段の併用色の見分けにくさに影響されず伝わる

文章構成での配慮

文章構成での配慮を、見出しを正しい順序で使う・リンクの文言を分かりやすくするという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 見出しを正しい順序で使う
  • リンクの文言を分かりやすくする

見出しを正しい順序で使う

h2の次にh3を飛ばしてh4を使うなど、見出しの順序が入れ替わっていると、スクリーンリーダーを使う読者が文章の構造を理解しにくくなります。

見出しは、大見出し(h2)→中見出し(h3)という順序を保ち、デザインの都合だけで順番を崩さないようにしましょう。

見出しは、目次のように内容を上から追える役割もあります。見出しだけを読んで記事の流れが分かるかを、確認してみましょう。

リンクの文言を分かりやすくする

「こちら」だけのリンク文言は、リンク先の内容が前後の文脈なしでは分からず、スクリーンリーダーでリンクだけを拾い読みする読者にとって不親切です。

リンクの文言自体に、リンク先の内容が分かる言葉を含めることを意識しましょう。

たとえば、「詳しくはこちら」ではなく、「画像のalt属性の書き方はこちら」のように、内容が分かる言葉を入れます。

ナナ
ナナ

アクセシビリティって、なんだか専門的な話に聞こえてたけど…

リク
リク

実は今日から意識できることばかりなんだよね。読みやすさへの配慮は、結局みんなにとって読みやすい記事につながるんだ。

今日からできるアクセシビリティのチェックリスト

ここまでの内容を、確認しやすい形にまとめました。記事を書いたあとに、順番に見直してみましょう。

確認する項目確認の方法
画像に代替テキストがあるか画像の設定画面で、説明文が入っているか見る
文字が読みやすい色か背景と並べて、薄すぎないか確認する
色だけで強調していないか太字や下線も併用しているか見る
見出しの順序が正しいかh2→h3の順に並んでいるか見る
リンクの文言が分かりやすいか「こちら」だけのリンクがないか見る

すべてを一度に直す必要はありません。まずは、新しく書く記事から意識してみましょう。

当サイトのアクセシビリティの確認結果(実例)

当サイトのアクセシビリティの確認結果(実例)を、確認した項目と結果・調べてわかったことという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 確認した項目と結果
  • 調べてわかったこと

ここでは、当サイト(伸びるSEO入門)のアクセシビリティ(誰にでも読みやすいこと)に関わる項目を、実際に確認した結果を紹介します(2026年10月8日)。公開中の104記事のHTMLを読み取って、数えました。

確認した項目と結果

項目確認した結果
言語の指定ページに、日本語(ja)が指定されている
スマホ表示の指定(viewport)指定されている
画像の代替テキスト(alt)画像711枚のうち、710枚(99.9%)に付いている
見出しの階層104記事すべてで、H2のあとにH4が来るなどの、階層の飛びなし
表の見出しセル(th)表256個で、見出しセルを使っている(合計894セル)
リンクの文言「こちら」だけのリンクは、ほとんど使っていない(内容が分かる文言を使う)
文章の書き方です・ます調で、一文を短く区切っている

調べてわかったこと

見出しの階層と、画像の代替テキストは、記事を書く型で、そろえています。表の見出しセルも、表を作る部品の中で、最初から付く形です。型を決めておくと、記事が増えても、アクセシビリティの基本が、自然と守られます。

アクセシビリティでよくある質問

アクセシビリティについて、初心者の方が疑問に思いやすい点をまとめました。

個人ブログでも、対応する必要がありますか?

必須ではありませんが、費用がかからず、すぐにできる対応が多くあります。読者にとって読みやすくなるため、取り入れて損はありません。

アクセシビリティ対応は、SEOに効果がありますか?

直接、順位が上がると断定することはできません。ただし、画像の内容や記事の構造が分かりやすくなるため、検索エンジンにも内容が伝わりやすくなる面はあります。読者への配慮を第一に考えましょう。

当サイトのアクセシビリティは、どのように確認しましたか?

公開中の104記事のHTMLを、プログラムで読み取り、画像の代替テキスト、見出しの階層、表の見出しセルなどを数えました。1項目ずつ、手作業で見るより、短い時間で確認できます。

個人ブログで、まず取り組むなら、何からですか?

画像の代替テキストと、見出しの階層から始めるのがおすすめです。どちらも、記事を書くときの型に組み込めるため、あとから直す手間が、少なくなります。

ウェブアクセシビリティ対応は、法律で義務ですか?

2024年4月から、民間の事業者にも、障害のある人への「合理的配慮の提供」が、法律上の義務になりました(障害者差別解消法の改正)。一方、ウェブサイト全体を、事前にアクセシブルにしておく「環境の整備」は、引き続き努力義務、と解説されています。

個人ブログも、事業として運営している場合は、対象になりえます。最新の内容は、内閣府の案内などで確認してください。

個人ブログで、まず取り組むなら、何からですか?

画像の代替テキスト(alt)と、見出しの階層から始めるのがおすすめです。当サイトは、画像711枚のうち710枚にaltがあり、104記事すべてで、見出しの階層に飛びがありませんでした(2026年10月8日)。

ウェブアクセシビリティの「4つの原則」とは、何ですか?

国際的なガイドライン(WCAG)では、次の4つの原則が示されています。

  • 知覚可能: 情報が、見えたり聞こえたりして、伝わること
  • 操作可能: キーボードなどでも、操作できること
  • 理解可能: 内容や操作が、分かりやすいこと
  • 堅牢: さまざまな機器や支援技術で、使えること

アクセシビリティ対応でよくある失敗例は?

よくある失敗は、次の3つです。

  • 代替テキストに「画像」とだけ入れたり、キーワードを並べたりしてしまう
  • 重要な部分を、赤字だけで強調している
  • リンクの文言が、「こちら」ばかりになっている

どれも、少し意識するだけで直せるものです。

まとめ:小さな配慮の積み重ねが、誰にでも読みやすい記事を作る

Webアクセシビリティ対応について、まず画像に代替テキストを付け、色のコントラストを見直すことから、見出しの順序とリンク文言も、分かりやすさの視点で整えるという流れを2ステップで図解したインフォグラフィックです。
  • アクセシビリティは、誰もが情報を得られるようにする考え方。
  • 代替テキストやコントラストなど、費用をかけずにできる対応から始められる。
  • 当サイトは、記事の型で、画像の代替テキスト・見出しの階層・表の見出しセルを、そろえている。

アクセシビリティへの配慮は、特別な読者のためだけでなく、すべての読者にとっての読みやすさにつながります。

一度にすべてを完璧にしようとせず、書ける記事から少しずつ意識してみましょう。

始めるときは、次の順番がおすすめです。

  1. 画像に、内容が伝わる代替テキストを入れる
  2. 文字色と背景色の濃さを確認する
  3. リンクの文言を、内容が分かる言葉にする

SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。

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