商品やサービスを紹介する記事の中でも、実際に自分で使ってみた「体験談」を交えた記事は、読者からの信頼を得やすいという特徴があります。
検索エンジンも、実際の経験に基づいた情報を重視する方向にあると説明しており、体験談は今後ますます重要になっていく要素です。
この記事では、体験談記事の役割と、説得力を持たせるための基本的な書き方を、書き方の例とあわせて解説します。当サイトの「実際に確かめたこと」の書き方も、紹介します。
- 体験談記事は、実際に試した経験に基づく情報として、読者からもE-E-A-Tの観点でも評価されやすい。
- 良い点だけでなく、気になった点も正直に書くことが、かえって信頼感を高める。
- 写真やスクリーンショットなど、体験の証拠になる要素をあわせて示すことが効果的。
- 当サイトは、実際に調べた数字や設定を、調べた日付つきで、表にして載せている(2026年10月8日)。
体験談記事がなぜ評価されるのか

- E-E-A-Tの「経験(Experience)」に直結する
- 読者にとっても具体的で信頼しやすい
E-E-A-Tの「経験(Experience)」に直結する
E-E-A-Tの中でも「経験(Experience)」は、実際にそのものを使った・体験した人にしか書けない情報を評価する考え方です。
他のサイトの情報をまとめただけの記事に比べ、実体験に基づく記事はこの点で優位性を持ちやすくなります。
なお、E-E-A-Tは特定の点数のようなものではなく、検索エンジンが品質を考えるうえでの視点です。「体験談を書けば必ず順位が上がる」というものではない点は、覚えておきましょう。
読者にとっても具体的で信頼しやすい
「良いと言われています」ではなく「実際に1か月使ってみたところ〜でした」という書き方は、読者にとって具体的でイメージしやすく、購入や利用の判断材料として信頼されやすくなります。
特に商品レビューやサービス紹介の記事では、体験談の有無が記事全体の説得力を大きく左右します。
読者は、失敗したくないという気持ちで記事を読んでいます。実際に使った人の声は、その不安を和らげる材料になります。
説得力のある体験談の書き方

- 良い点と気になった点を両方書く
- 具体的な数字や期間を入れる
良い点と気になった点を両方書く
メリットばかりを並べた記事は、宣伝色が強く感じられ、かえって読者の信頼を損ねることがあります。
実際に使って気になった点や、向いていないと感じた場面も正直に書くことで、記事全体の信頼性が高まります。
気になった点を書くときは、「こういう人には合わないかもしれません」と、読者が判断しやすい形にまとめると親切です。
具体的な数字や期間を入れる
「しばらく使ってみて」よりも「3週間使ってみて」のように、具体的な期間や数字を入れることで、体験の実在感が増し、説得力が高まります。
使用した状況(頻度、環境など)も具体的に書けると、より読者の状況と重ね合わせやすくなります。
数字は、実際に確認できたものだけを書きましょう。覚えていない数字を、おおよその感覚で書くのは避けるべきです。
| 書き方 | 効果 |
|---|---|
| 良い点・気になった点の両方を書く | 宣伝色が薄れ、信頼感が高まる |
| 具体的な数字・期間を入れる | 体験の実在感が増す |
体験の証拠を示す工夫

- 自分で撮影した写真やスクリーンショットを使う
- 使用した日付や経緯も添える
自分で撮影した写真やスクリーンショットを使う
他サイトから借りてきた画像ではなく、自分自身が撮影した写真やスクリーンショットを使うことで、実際に体験した記事であることが視覚的にも伝わります。
画像には、体験談であることが伝わるような撮影アングルや状況を意識すると、より説得力が増します。
スクリーンショットや写真に、個人情報やアカウント情報が写り込んでいないかは、公開前に必ず確認しましょう。
使用した日付や経緯も添える
「いつから使い始めたか」「なぜ使おうと思ったか」といった経緯を書き添えることで、体験談としての具体性がさらに高まります。
こうした細部の積み重ねが、読者だけでなく検索エンジンからの信頼にもつながっていきます。
サービスの内容は変わることがあります。体験した時期を書いておくと、読者が情報の新しさを判断できます。

良いことばかり書いた方が、読者も安心して買ってくれそうな気がしてた…

実は逆なんだよね。気になった点も正直に書いてある方が、読者は「ちゃんと使って書いてるんだな」って信頼してくれるんだ。
体験談の書き方の例
ここでは、架空のサービスを使った体験を例に、書き方の違いを見てみましょう。
まず、印象を書いただけの例です。「とても使いやすかったです。おすすめです。」
次に、具体的に書いた例です。「3週間、毎朝の記事更新で使ってみました。設定画面は迷わず操作できましたが、最初の登録には15分ほどかかりました。忙しい朝に短時間で更新したい方には向いていると感じました。」
後者は、期間・使った状況・良い点・気になった点が入っているため、読者が自分に合うかを判断しやすくなっています。書くときは、次の項目をメモしておくと便利です。
- 使った期間と、使った頻度
- どんな状況で使ったか
- 良かった点
- 気になった点や、向いていない場面
- 最終的に、どんな人におすすめできるか
ブログの体験談記事の構成テンプレート(例文つき)
体験談が日記になってしまうのは、「自分が何をしたか」だけで終わっているからです。次の順に並べると、読者が使える情報になります。
- 状況: どんな悩みや目的で始めたか
- やったこと: 手順・設定・使った期間(数字を入れる)
- 結果: 起きたこと(うまくいったことも、いかなかったことも)
- 読者へ: この経験から、読者が、どこで使えるか
例文(型の見本)
状況: 当サイトの記事が、スマホで見やすいかを確かめたいと考えました。
やったこと: 104記事を、スマホの幅(375px)で開いて、横にはみ出していないかを、1記事ずつ確認しました。
結果: 横にはみ出す記事は、ありませんでした。
読者へ: 表が多い記事は、特にはみ出しやすいので、公開前に、スマホの幅で一度開いて確認すると安心です。
結果の欄には、うまくいかなかった点も、隠さず書きます。「こうしたら失敗した」という経験は、同じところでつまずく読者の、助けになります。
当サイトの「実際に確かめたこと」の書き方(実例)

- 当サイトの型
- 実際の例
ここでは、当サイト(伸びるSEO入門)が、「実際に確かめたこと」を、記事の中でどう書いているかを紹介します(2026年10月8日)。
当サイトの型
- 何を、どう調べたかを書く(調べた日付・方法)
- 結果を、表で見せる(数字や設定を、そのまま)
- わかったことを、短くまとめる
- 公式の説明と、見比べる
この型を、多くの記事の「当サイトの〜(実例)」の章に入れています。実例の章がある記事は、10月8日の時点で80記事以上です。
実際の例
| 記事のテーマ | 実際に調べたこと | 結果 |
|---|---|---|
| canonicalタグ | 全111ページのcanonical | すべてが、自分自身のURLを指していた |
| 画像のaltとファイル名 | 画像484点 | 99.4%が、英語のわかりやすいファイル名 |
| スマホ表示 | 104記事を、スマホ幅で開く | 横にはみ出したページは0 |
| 内部リンク | 104記事のリンク | リンク切れは0 |
実際に確かめた数字や設定を、そのまま載せることが、「経験」を伝える、いちばん確かな方法だと考えています。
体験談記事でよくある質問
体験談記事について、初心者の方が疑問に思いやすい点をまとめました。
実際に使っていない商品は、どう書けばよいですか?
使っていない場合は、体験談として書かないようにしましょう。公式サイトの情報を整理した記事として、「実際には使っていません」と正直に伝えるのが誠実です。体験談やレビューの書き方は、体験談・レビュー記事の書き方でも解説しています。
気になった点を書くと、読者が離れませんか?
気になった点を書くことで、かえって読者が納得して判断できるようになると考えられます。向いていない人が事前に分かれば、読者にとっても運営者にとっても、ミスマッチを減らせます。
当サイトでは、実際に確かめたことを、どう載せていますか?
調べた方法、結果の表、わかったこと、公式の説明との比較の順に、書いています。数字は、調べた日付とあわせて、載せています。
自分の体験が少ないときは、どうすればよいですか?
大きな体験でなくても、自分のサイトで調べたこと、設定してみたことを、そのまま書けば十分です。数字や画面の内容を載せると、読者にも、確かな情報として伝わります。
体験談には、写真やスクリーンショットを入れたほうがよいですか?
入れられるなら、入れたほうが伝わります。実際に使った画面や、自分で撮った写真は、体験したことの裏づけになります。Googleの公式ドキュメントでも、独自の画像や、実際に使った経験が分かる情報は、役に立つコンテンツの例として挙げられています。
ただし、個人情報や、ログイン情報が写り込んでいないか、載せる前に必ず確認しましょう。
うまくいかなかった体験も、書いてよいですか?
書いてかまいません。うまくいかなかった理由や、そこからどう直したかは、同じところでつまずく読者の助けになります。再現できる手順や、数字など、具体的な情報と一緒に書くと、より信頼されやすくなります。
体験談が、日記のようになってしまうのを避けるには、どうすればよいですか?
最初に、この体験談を読んだ読者が、何をできるようになるのかを決めます。そのうえで、体験を次の順に並べると、日記になりにくくなります。
- どんな状況だったか
- 何をしたか(手順・数字)
- どうなったか(結果)
- 読者は、どこで使えるか
感想だけで終わらせず、数字や手順など、読者が真似できる情報を入れるのがコツです。
体験談記事でよくある失敗例は?
よくある失敗は、次の3つです。
- 期間や状況を書かず、「良かったです」だけで終わっている
- 良い点ばかり書いて、気になった点に触れていない
- 他のサイトの画像を借りて、自分で撮影していない
特に、実際に体験していないことを書くのは、読者の信頼を大きく損ねます。
まとめ:正直な体験談が、読者と検索エンジン両方の信頼を得る

- 体験談記事は、E-E-A-Tの「経験」の観点で評価されやすい。
- 良い点だけでなく気になった点も書くことが、かえって信頼感を高める。
- 当サイトは、体験を、調べた方法・結果の表・わかったことの順で書いている。
体験談は、書き手にしか作れない価値のあるコンテンツです。
正直に、具体的に書くことを意識して、読者に信頼される記事を積み重ねていきましょう。
書くときは、次の順番がおすすめです。
- 使った期間と状況を、具体的に書く
- 良い点と気になった点を、両方書く
- 自分で撮った画像や、日付を添える
SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。



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