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ロングテールキーワードとは?探し方・選び方と、個人ブログで狙う理由

ロングテールキーワードとは?探し方・選び方と、個人ブログで狙う理由についてのアイキャッチ画像 検索ニーズと記事づくり

キーワード選定を進めていくと、検索ボリューム(月間の検索回数)が非常に少ないキーワードに出会うことがあります。

一見、狙う価値がなさそうに思えるこうしたキーワードですが、実は個人ブログにとって重要な戦略になり得ます。

この記事では、「ロングテールキーワード」とは何か、そして個人ブログが狙う理由、探し方・選び方、検索ボリュームの目安を、無料ツールで実際に調べた例とあわせて解説します。

記事のポイント
  • ロングテールキーワードとは、検索ボリュームは少ないが、より具体的で検索意図が明確なキーワード。
  • 競合が少なく、個人ブログでも上位表示を狙いやすい傾向がある。
  • 無料ツールを使えば、候補集めから検索ボリュームと競合の確認まで、4つのステップで探せる。
  1. ロングテールキーワードとは何か
    1. ビッグ・ミドルキーワードとの違い
    2. 名前の由来
  2. 個人ブログがロングテールを狙うべき理由
    1. 競合が少なく上位表示を狙いやすい
    2. 検索意図が明確でコンバージョンにつながりやすい
  3. ロングテールキーワードの探し方・選び方
    1. ステップ1:種になるキーワードを決める
    2. ステップ2:関連キーワードやサジェストで候補を集める
    3. ステップ3:検索ボリュームを調べる
    4. ステップ4:検索結果を見て、競合の強さを確かめる
  4. 検索ボリュームはどれくらいが目安?
    1. 数字は「範囲」で表示されることがある
    2. 「データなし」の言葉は、どう考える?
  5. 無料ツールで調べた実例
    1. 使ったツールと、それぞれの役割
    2. 調べた結果
    3. 実際の検索結果を見て分かったこと
  6. ロングテールキーワードの例(広げ方の流れ)
  7. ロングテールキーワードのデメリットと注意点
    1. 1記事あたりのアクセスは小さい
    2. 需要が見えにくい
    3. 似た記事が増えやすい
  8. ロングテールキーワードでよくある質問
    1. ロングテールキーワードは、何語からを指しますか?
    2. ロングテールだけを狙っていれば、十分ですか?
    3. ロングテールキーワードでよくある失敗例は?
    4. ロングテールキーワードの検索ボリュームは、どれくらいですか?
    5. 検索ボリュームが少ないほど、狙い目ですか?
  9. まとめ:小さなキーワードの積み重ねが力になる

ロングテールキーワードとは何か

ロングテールキーワードとは何かを、ビッグ・ミドルとの違い・名前の由来という2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • ビッグ・ミドルキーワードとの違い
  • 名前の由来

ビッグ・ミドルキーワードとの違い

「SEO」のように検索回数が非常に多いキーワードを「ビッグキーワード」と呼ぶのに対し、「SEO 初心者 何から始める」のように、複数の単語を組み合わせた具体的な検索キーワードを「ロングテールキーワード」と呼びます。

ロングテールキーワードは、一つひとつの検索ボリュームは少ないものの、検索する人の意図がより明確であるという特徴があります。

「SEO」とだけ検索する人は、何を知りたいのかが人によってばらばらです。一方、「SEO 初心者 何から始める」なら、「始め方を知りたい」という意図がはっきり分かります。

検索ボリュームが中くらいのキーワードは、「ミドルキーワード」と呼ばれます。

ビッグ・ミドル・ロングテールの区切りに、厳密な決まりはありません。

名前の由来

検索キーワードを検索回数の多い順に並べると、少数のビッグキーワードの後に、無数の検索ボリュームが少ないキーワードが長い尻尾のように続くグラフになります。この形状から「ロングテール(長い尻尾)」と呼ばれています。

個々の検索ボリュームは小さくても、種類が非常に多いため、合計すると無視できないアクセス数になります。

「ロングテール」は、キーワードの長さ(単語の数)を表す言葉ではなく、グラフの形から名付けられた点を、覚えておくと理解しやすくなります。

個人ブログがロングテールを狙うべき理由

個人ブログがロングテールを狙うべき理由を、競合が少なく上位表示を狙いやすい・検索意図が明確でコンバージョンにつながりやすいという2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 競合が少なく上位表示を狙いやすい
  • 検索意図が明確でコンバージョンにつながりやすい

競合が少なく上位表示を狙いやすい

検索ボリュームが大きいビッグキーワードは、大手企業のサイトが多数参入しており、個人ブログが上位表示を狙うのは容易ではありません。

一方、ロングテールキーワードは競合が少ないことが多く、内容がしっかりしていれば、個人ブログでも上位表示を狙いやすい傾向があります。

特に、記事数が少ないうちは、小さなキーワードで実績を積み、サイト全体の信頼を育てていく考え方が、現実的です。

検索意図が明確でコンバージョンにつながりやすい

具体的な悩みを検索している読者ほど、記事の内容に強く興味を持ってくれる傾向があります。アフィリエイトなどの収益化を意識する場合、こうした読者の方が行動につながりやすいこともあります。

検索ニーズが明確なキーワードほど、記事内容と読者の期待がずれにくいというメリットもあります。

ただし、必ず成果につながるわけではありません。読者の悩みに丁寧に応えられているかが、いちばん大切です。

比較項目ビッグキーワードロングテールキーワード
検索ボリューム多い少ない
競合の強さ強い(大手サイトが多い)比較的弱い
検索意図の明確さ幅広い解釈ができる具体的で明確

ロングテールキーワードの探し方・選び方

ロングテールキーワードの探し方・選び方を、種のキーワードを決める・候補を集める・検索ボリュームを調べる・競合の強さを確かめるという4つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • ステップ1:種になるキーワードを決める
  • ステップ2:関連キーワードやサジェストで候補を集める
  • ステップ3:検索ボリュームを調べる
  • ステップ4:検索結果を見て、競合の強さを確かめる

ステップ1:種になるキーワードを決める

まずは、記事で扱いたいテーマを、短い言葉で1つ決めます。

たとえばこのサイトなら「SEO 初心者」、料理ブログなら「作り置き」のような、広めの言葉です。

これが、ロングテールキーワードを探すときの「種」になります。

ステップ2:関連キーワードやサジェストで候補を集める

種のキーワードを無料のキーワードツールに入れると、関連する具体的な検索キーワードの候補が、一覧で出てきます。

検索窓にキーワードを入れたときに自動で表示される候補(サジェスト)にも、実際に検索されている言葉が反映されています。

メインキーワードのあとにスペースを入れたり、「あ」「い」などの文字を足したりすると、より多くの候補が出てきます。

キーワード選定の始め方で紹介したツールを使い、幅広く候補を集めてみましょう。

ツールの数字は、あくまで目安です。数字が小さくても、読者の悩みに合っていると感じる言葉は、候補に残しておきましょう。

ステップ3:検索ボリュームを調べる

集めた候補を、Googleのキーワードプランナーなどに入れると、月間の検索回数の目安が分かります。

候補が多いときは、1行に1つずつ貼り付けると、まとめて調べられます。

数字の見方は、次の章で詳しく説明します。

ステップ4:検索結果を見て、競合の強さを確かめる

検索回数があっても、上位に強いサイトが並んでいる言葉は、勝つのが大変です。

候補のキーワードで実際に検索して、上位10件にどんなサイトが並んでいるかを確認しましょう。

次のような見方が、目安になります。

見る点競合が弱いサイン競合が強いサイン
上位のサイト個人ブログや質問サイトが混ざっている公式サイト・専門企業・大手メディアが並んでいる
情報の質情報が古い、または答えがあいまい内容が網羅的で、更新も新しい
書かれている内容ページごとに数字や答えがばらばらどのページも、ほぼ同じ内容でそろっている

あわせて、自分の記事で、上位にない切り口(体験や実際の数字など)を出せるかも、考えましょう。

似た言葉で何本も作ると、カニバリゼーションを起こすことがあります。すでに書いた記事と、検索の目的が重ならないかも確認しておくと安心です。

ナナ
ナナ

ロングテールキーワードだけを狙っていれば、アクセスは十分に増えるの?

リク
リク

一つひとつは少しずつでも、積み重ねることでサイト全体のアクセスは着実に増えていくよ。特に記事数が少ないうちは、狙い目の戦略なんだ。

検索ボリュームはどれくらいが目安?

検索ボリュームはどれくらいが目安?を、数字は範囲で表示される・「データなし」の考え方という2つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 数字は「範囲」で表示されることがある
  • 「データなし」の言葉は、どう考える?

ロングテールキーワードを選ぶとき、多くの方が迷うのが、検索ボリュームがどれくらいあれば狙ってよいのか、という点です。

ここでは、キーワードプランナーに表示される数字の見方を整理します。

数字は「範囲」で表示されることがある

キーワードプランナーは、広告を出していないアカウントだと、検索回数が「10〜100」「100〜1,000」のような範囲で表示されることがあります。

細かい数字までは分かりませんが、どの帯にあるかを見るだけでも、判断の材料になります。

表示見方
1,000〜1万大きなキーワード。個人ブログでは、競合が強いことが多い
100〜1,000中くらい。内容や切り口しだいで、狙える
10〜100ロングテールの中心。競合が弱いこともあり、最初の狙い目
データなし(—)10回未満など、ごく少ない。ただし、需要がないとは限らない

これはあくまで目安です。同じ帯でも、上位に並ぶサイトの強さで、勝ちやすさは大きく変わります。

「データなし」の言葉は、どう考える?

「データなし」と表示される言葉は、検索回数がとても少ないと考えられます。

ただし、質問の形では検索されていることがあります。実際に、キーワードプランナーでデータなしだった言葉が、ラッコキーワードの「よくある質問」には出てくることもありました。

こうした言葉は、単独の記事にするより、関連する記事の見出しや本文に取り入れる使い方が向いています。

ナナ
ナナ

検索ボリュームが「データなし」のキーワードは、あきらめたほうがいいの?

リク
リク

すぐにあきらめなくて大丈夫だよ。関連キーワードや質問に出ているなら、記事の見出しとして使う手があるんだ。

無料ツールで調べた実例

無料ツールで調べた実例を、使ったツールと役割・調べた結果・分かったことという3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 使ったツールと、それぞれの役割
  • 調べた結果
  • 実際の検索結果を見て分かったこと

ここまでの流れを、実際に無料のツールで試した結果を紹介します(2026年10月に調べたものです)。

種のキーワードは、この記事のテーマである「ロングテールキーワード」です。

使ったツールと、それぞれの役割

ツール役割無料でできること
ラッコキーワード候補を集めるサジェストや関連キーワードの一覧を見られる。月間検索数は有料プランのため、無料では表示されない
Googleキーワードプランナー検索回数の目安を調べる候補をまとめて貼り付けて調べられる。数字は範囲で表示されることがある
Search Console実際の表示回数や順位を見る自分のサイトに検索の実績が出てから使える

調べた結果

ラッコキーワードで集めた候補のうち、関連性の高い30語を、キーワードプランナーに入れました。

表示された検索回数語数例
1,000〜1万1語ロングテールとは
100〜1,0005語ロングテールキーワード、ロングテールキーワードとは、ロングテールSEO、テールワード、ロングテール戦略
10〜10016語探し方、調べ方、見つけ方、選び方、例、ツール、ブログ、初心者 など
データなし8語デメリット、特徴、何語 など

30語のうち、数字が出たのは22語で、残りの8語はデータなしでした。

数字が出た語の中でも、「探し方」「調べ方」「見つけ方」のような手順を表す語は、10〜100の帯に集まっていました。

実際の検索結果を見て分かったこと

「ロングテールキーワードとは」で検索すると、上位には、SEO会社やツール提供元のサイトが目立ち、個人ブログは少数でした。

一方で、「探し方」「調べ方」の語では、個人ブログも上位に入っていました。

そのため、強い競合が多い「とは」だけを正面から狙うのではなく、手順や実例まで書いた記事で、「探し方」系の語から評価されることを目指す、という判断になります。

この記事も、その考え方で見直しました。

なお、検索回数や競合の状況は、時期によって変わります。調べるたびに、最新の状態を確認してください。

ロングテールキーワードの例(広げ方の流れ)

ここでは、「SEO」というビッグキーワードを例に、ロングテールキーワードへ広げていく流れを見てみましょう。

段階キーワードの例読者の状態
ビッグキーワードSEO何を知りたいかは、人によってさまざま
少し具体的にするSEO 初心者初心者向けの情報を探している
さらに具体的にするSEO 初心者 何から始める始め方の手順を知りたい

広げるときは、次の順番で進めると、迷いません。

  1. メインのキーワードを、1つ決める
  2. 検索窓のサジェストで、続きの言葉を確認する
  3. 読者の疑問に近い、具体的な言葉を選ぶ
  4. 選んだキーワードごとに、1記事の企画を考える

ロングテールキーワードのデメリットと注意点

ロングテールキーワードのデメリットと注意点を、1記事のアクセスは小さい・需要が見えにくい・似た記事が増えやすいという3つに分けて図解したインフォグラフィックです。
  • 1記事あたりのアクセスは小さい
  • 需要が見えにくい
  • 似た記事が増えやすい

メリットは前の章で紹介したとおりですが、注意しておきたい点もあります。

1記事あたりのアクセスは小さい

検索ボリュームが少ないので、1記事で集められるアクセスは、多くありません。

記事を積み重ねて、サイト全体で伸ばしていく考え方が必要です。

需要が見えにくい

検索回数が「データなし」や範囲で表示されるため、本当に需要があるのか、判断しづらいことがあります。

ツールの数字だけでなく、関連キーワードや質問の出方も、あわせて見ましょう。

似た記事が増えやすい

具体的な言葉を細かく拾うほど、似たテーマの記事が増えがちです。

同じ検索の目的の記事は、1本にまとめて書くと、読者にも検索エンジンにも伝わりやすくなります。

ロングテールキーワードでよくある質問

ロングテールキーワードについて、初心者の方が疑問に思いやすい点をまとめました。

ロングテールキーワードは、何語からを指しますか?

明確な決まりはありません。一般的には、2〜3語以上の、具体的なキーワードをそう呼ぶことが多いです。単語の数より、意図の具体性を重視しましょう。

ロングテールだけを狙っていれば、十分ですか?

記事数が少ないうちは有効な戦略ですが、それだけで十分とは言い切れません。サイトが育ってきたら、少しずつ、より大きなキーワードにも挑戦していくとよいでしょう。

ロングテールキーワードでよくある失敗例は?

よくある失敗は、次の3つです。

  • 検索する人がほとんどいない言葉を、選んでしまう
  • 似たキーワードで、何本も記事を作り、カニバリゼーションを起こしてしまう
  • 検索する人の意図を考えず、言葉だけを選んでしまう

読者の意図を考えながら、キーワードを選びましょう。

ロングテールキーワードの検索ボリュームは、どれくらいですか?

テーマによって異なります。この記事で調べた例では、「探し方」「調べ方」などの手順を表す語は、月10〜100回の帯が中心でした。

あくまで一例なので、自分のテーマで調べてみましょう。

検索ボリュームが少ないほど、狙い目ですか?

少なすぎると、記事を書いてもアクセスがほとんど見込めません。

検索ボリュームがあり、競合が弱い言葉を探すのが基本です。10〜100の帯は、最初の目安になります。

まとめ:小さなキーワードの積み重ねが力になる

ロングテールキーワードの活用について、まず関連キーワードツールやサジェストで候補を集めることから、検索意図に応える記事を一つずつ積み重ねるという流れを2ステップで図解したインフォグラフィックです。
  • ロングテールキーワードは、検索ボリュームは少ないが検索意図が明確なキーワード。
  • 競合が少なく、個人ブログでも上位表示を狙いやすい。

大きなキーワードでの上位表示を狙うのは簡単ではありませんが、ロングテールキーワードなら個人ブログでも着実に成果を積み上げられます。

まずは具体的な悩みに応える記事を、一つずつ丁寧に増やしていきましょう。

検索ボリュームは、「10〜100」のような範囲で出ることもあります。数字の帯と、上位の競合の強さを、セットで見るのがコツです。

進めるときは、次の順番がおすすめです。

  1. メインのキーワードを決める
  2. サジェストやツールで、具体的な言葉を集める
  3. 検索ボリュームと、上位の競合の強さを確かめる
  4. 読者の悩みに合う言葉を選び、記事を書く

SEOを基礎から順番に学びたい方は、SEO入門の進め方(はじめに)と学習ステップもあわせてご覧ください。

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